虹の岬の喫茶店 森沢明夫

小さな岬の先端にある喫茶店。そこでは美味しいコーヒーとともに、お客さんの人生に寄り添う音楽を選曲してくれる。その店に引き寄せられるように集まる、心に傷を抱えた人人ー彼らに人生は、その店との出逢いと女主人の言葉で、大きく変化し始める。

このお話に出てくる喫茶店のような逃げ場所と話を聞いてくれる温かい人が必要な時ってありますよね。その場所に行くとなんだかホッとして今日あったなんでもないことを聞いてもらう。そんな居場所が一つでもあると心強い。今日はなんとな〜くうまくいかない日だったなと思いながらあ、あの喫茶店に寄ってコーヒーでも飲んで店主と話をしたら少し元気になってまた明日から頑張れる。そんな喫茶店。素敵!!

私は喫茶店で過ごす時間はとても大切で、すごく癒されます。喫茶店のご飯とかコーヒーも美味しいし、モーニングはワクワクするし、夜のちょっと薄暗いけど暖かい光が漏れている雰囲気もドキドキします。私的には喫茶店はテーマパークなんです。まだ店主さんとお話しできるほど常連になったことはないけど、いつかお話しできるくらいお気に入りの喫茶店と店主に出逢いたい。(人見知りだけど)

でも実は友達でもなんでもない全くの他人の方が本音な部分で喋ってしまう時ってありますよね。そこで結構的確な答えが返ってきたり、素直に答えを受け止めたりできるんです。なにか心にモヤモヤがあるときはぜひ、お気に入りの喫茶店に行きましょう!!